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プロジェクトマネージャーの11の心得|スキルより重要なマインドセット

今日のテーマは、ローンチを成功させるために必要なリーダーの心得です。

会社によってプロデューサー、ディレクター、マネージャーと呼び方は様々ですが、プロジェクトには必ずリーダーが存在します。メンバーを一致団結させ、共通の目標に向かわせるためのリーダーが必要です。

今日の記事はプロジェクトマネジメントの視点で、リーダーの心得について語ります。

インターネットでは、他人のマーケティングを見れば大体のマーケティングフローは分かります。しかし実際にそのマーケティングを行っている内部の現状は分かりません。ここに、成功の秘訣があります。

プロジェクトの成功は、リーダーの態度にかかっています。

会社でプロジェクトの責任者に任せられた人もいるでしょう。起業したばかりの人であれば自然にあなたが全責任のリーダーになります。もし、あなたがリーダーを外れるなら、外部からリーダーとなる人材を引っ張ってくるやり方もあります。

私はプロジェクトマネージャーというポジションで多くの成功体験と失敗体験を積みました。外注のプロジェクトマネージャーとして他社の案件に入ることだってあります。その過程で得ることができたプロジェクトを成功させるリーダーの心構えをお伝えしたいと思います。

1.何があっても全責任はあなたです。

いきなり厳しい言い方になりますが、リーダーに求められるのは責任感です。

どんな状況下でも、最終的な責任はすべてリーダーに与えられます。プロジェクトマネージャーがチームメンバーに仕事をふったりすることが多くなるので、リーダーはそれぞれのメンバーに責任の所在をしっかりさせておくことも大事です。

しかし最終的にケツを拭くのはリーダーの責任です。

プロジェクトマネージャーに大切なことは、責任感をもって、プロジェクトを遂行するという気持ちです。

「誰かがやってくれるからいいや」
「それはあいつの責任だ」

という気持ちをなくして、

「プロジェクトを成功させるためにはどうしたらいいか?」

という質問を常に自分に投げかけるくらいの気持ちが大事です。

2.成果の100%は協力者のおかげです

プロジェクトには中間目標というのが存在します。

例えばWEBの場合はアクセスが集まったとか、成約率が良かったとか、動画の再生数が多かったなどの目標です。これをKPI(キーパフォーマンスインジゲーター)といったりします。

最終的な売上や利益の設定は当たり前ですが、このKPIの成果を達成することもプロジェクトの醍醐味でもあるわけです。

プロジェクトマネージャーは最終的な成果も含め、こういった1つ1つの成果をすべて100%協力者のおかげだと思うようにしましょう。

プロジェクトの波及効果というのは凄まじいもので、1人では成し遂げられない成果をあげることができます。だからこそ、自分のチカラで成し遂げたような感覚になってしまうのです。

私がこれまでにプロジェクトリーダーとして結果を出すことができたのも全て協力者がいたからです。

自分の仕事のお願いの仕方が良かったからとか、自分が迅速に対応したからとか、少しでも自分の功績をたたえたくなる気持ちも出てくるでしょうが、まずはメンバーに感謝することを優先しましょう。

3.全てはコアコンセプトの決定から始まります。

プロジェクト開始前に必ず決めなければいけないのがコンセプトです。

コンセプトがバシッと決まっていなければ、すべての方向性がバラバラになり、プロジェクトは失敗することになります。成功の8割はこのコンセプトで決まるといっても過言ではありません。

プロジェクトは大きな塊です。この大きな塊をタスク1つ1つになるまで細分化していきます。このとき、細分化したタスクそれぞれが、同じ共通のコンセプトのもと動いている「1つの仕事」だと意識を働かせましょう。

どんな雑務でも、どんな関係ない作業も、同じプロジェクトに内包される作業であれば、それは共通の目標をもった仕事なのです。

そのちょっとした認識のズレの積み重ねが、結果的にプロジェクトの方向性を大きく変えることになり、失敗へと繫がります。

4.あなた1人では何もできません。仕事をお願いしてください。

起業したての頃は、自分一人でやるしかありません。しかしできることならチームメンバーを集め、最初から仕事をお願いするようにしてください。

リーダーの仕事は専門的なタスクをこなすというより全体の舵をとることです。あなたは船長です。船長が舵をとることをやめたら誰が船の舵をとるのでしょうか?

リーダーはプロジェクトが大きな事故をおかさないよう目標に向かって進んでいる事を確認し続ける必要があります。

リーダーが細部の専門作業に集中してしまうと大きな全体の視点が欠落してきます。タイタニックが氷山にあたって沈没したように、気づいたらプロジェクトが違う方向に進んでいて、取り戻しがつかなくなってしまったなんてことは、ざらにあることです。

5.指示出しは分かりやすく、的確、迅速、円滑、表情も意識してください。

誰かに何かを指示出しするときに、「的確、迅速、円滑、表情」ということを意識しています。

ようはできるだけ早く決断し、できるだけ分かりやすく伝え、感情や表情も相手に伝えるということです。

インターネットで仕事をするときは、直接会って話すことも多いですが、スカイプやチャットワークで全体チャットでやり取りをすることが多いです。なぜならチャットを使えば裏歴が残るのでメンバー全体に共有できるからです。

誰がどの作業をしていて、どこでタスクが止まっているかは、その全体チャットを見れば一目瞭然です。しかしこのときにチャットであればテキストベースで物事を進めなければいけなくなります。つまり文章で仕事をお願いして、文章でコミニケーションをとることになります。

この際、話すよりも意思が伝わりにくくなります。チャットだと、文章を書く時間を短縮しようとするほど淡泊なコミニケーションになりがちです。こういったときこそ人間の表情というのが大事になってきます。愛を込めてコミニケーションをするようにしましょう。

6.全てのタスクに期限と成果を

パーキンソンの法則という法則があります。

仕事の量は、完成のために与えられた時間をすべて満たすまで膨張するという意味なのです。

簡単にいうと、期限を儲けなければ仕事は終わらないという意味です。

プロジェクトというのはタスクの塊です。この1つ1つのタスクに期限と成果を求める必要があります。パーキンソン法則でいうならば、期限を設ければ、タスクは終了しないのです。

実際にプロジェクトの中では、期限に間に合わないという状況が往々にしてでてきます。

この原因のほとんどは、プロジェクトマネージャーが期限を設けないことにあります。

また、そのタスクが期限に間に合ったとしても質の高い仕事ができてなければ意味がありません。この点に関しては、リーダーが最初から1つ1つの仕事の成果を明確化させることが大事です。全てのタスクに期限と成果を求めるようにしましょう。

7.計画は100%うまくいかない

プロジェクトに完璧はありません。ミスは100%起こります。

ミスをしないよりも、修正することを心がけなければいけません。起こってしまったミスを責めても仕方がありません。

原因を追及することは大事ですが、リーダーはその問題を解決するように務める必要があります。

根本的な原因解決が先か、対症療法的な場当たりな対応が必要か?その状況把握と対応はすべてリーダーにかかっています。そこに正解はありません。

「プロジェクトがどうすれば最大化するか?」という自分への質問がその解決策を導いてくれます。

100%計画が上手くいくことはありませんが、決して計画をたてるなという意味ではありません。計画は必要です。完璧だと思う計画をたてた上で、軌道修正していくことが大事なのです。

8.常に動きを止めないこと

ひょんなことでプロジェクトが止まってしまうことは多々あります。

例えば上の指示がないと動けないとか、取引先のGOサインがでないと前に進めないといいう状況です。

こういったポイントは事前に見つけることが出来るので、先に手を打つことができます。

ここで大切なことはプロジェクト全体の動きをその都度止めないということです。

プロジェクトというのは生物で常に状況が変わってきます。大企業のように1つの書類審査に1ヶ月も2ヶ月もかけるわけにはいかないのです。

ですから、リーダーはできるだけその意思決定ポイントの所在を確認し、都度対応していかければいけません。

もし自分に決済権があるのであれば、もし自分が忙しい場合は誰かに意思決定を委任するなどの工夫も必要です。

別の例をあげると、ゴールドラット博士が発明したTOC制約理論のなかに、ボトルネックという言葉があります。

例えばプロジェクトであるWEBページを作ったとします。デザイナーさんが作れるのは1週間に頑張って1つだったとしましょう。その場合デザイナーさんは、そのデザインをしている間、別のページを作ることができません。1週間に1つのページが限界です。2つ以上は作ることができません。

もしチーム内にデザイナーさんが1人しかおらず、そのデザイナーの前で仕事が溜まっているとしたら、そこはボトルネックになる可能性が高いです。工場でいえば、ベルトコンベアーが止まっている状況です。こういった状況下はプロジェクトを止める可能性が大きいのです。

プロジェクトマネージャーは、ボトルネックや意思決定ポイントなど、作業が止まりやすいところを先に予測して対応する能力が求められます。

9.プランB、プランCまで考える

リーダーは何かあった時のプランB、プランCを頭で考えておきましょう。

どんなビジネスでも、行ってみた戦術が駄目だったということは普通にあります。そんなときにスグに代替案を試せる準備をしておくこともリーダーの仕事の1つです。

「こうやったらこんだけ売れるじゃん」とか「こうしたらもっと盛り上がるよね」

という妄想を膨らませて可能性を探ることも大事ですが、もしものリスクヘッジを考えることも、リーダーにとっては同じくらい大事です。

9.戦術を増やせば良いという訳ではない

上の話に繫がりますが、売上を最大化しようと思えば色々なアイディアがでてきます。

例えば集客方法を1つ増やせば、流入経路が増えるわけですから、当然絶対数は増えます。減ることはありません。

このように色々な面でマーケティング施策を増やして成果を伸ばそうという考えは誰でも思いつくことです。

しかし、戦術を増やせば、その分の実行タスク、管理タスク、オペレーションの手間が発生することを忘れてはいけません。

アイディアマンは好き勝手いって売上を伸ばす施策を考えますが、実際にそれをやるリソースはあるのか?それをやると他の戦術がおざなりにならないか?なども考える必要があります。

10.最もレバレッジがかかる部分を意識する

レバレッジというのはテコの原理でよく使われる言葉です。FXでもよく言われたりしますが、簡単にレバレッジを説明すると、1をして1を生み出すことではなく、1をして10を生み出す部分のことです。

同じ仕事でも、レバレッジがかかるところと、かかってないところの差がでます。プロジェクトでは、レバレッジがかかる場所というのが存在します。

例えば、アフィリエイトを使った集客方法を使うプロダクトローンチでは、広告文が最大のレバレッジのかかる場所です。

簡単な流れでは、まずアフィリエイターにこの広告文を使ってくださいとお願いする。その広告文をリライトしてアフィリエイターが紹介してくれる流れです。

結果、集客数の点においては、この広告文の出来が結果を大きく左右します。このときにポイントとなるのは、誰が広告文を書くのか?という点です。

こういったレバレッジポイントをしっかりと抑えておくのもリーダの大事な役割です。

レバレッジポイントを見極め、レバレッジポイントにリソースをかけましょう。

11.神は細部に宿る

神は細部という言葉があるように、大きなミスがなければプロジェクトがこけることはありません。しかし逆に、大きく成功することもありません。

では、どこでどこが大きな成功を決めるポイントかというと、それはプロジェクトの細部です。

細かいタスクの1つ1つが積み重なることによって結果が変わります。

例えばプロジェクトの売上を2倍にするためには、タスクの細部をそれぞれ「1.2 × 1.2 × 1.2 × 1.2 × 1.2」とすれば、売上は勝手に2倍になるという数式があります。

これはつまり、集客を2倍にしようとか、セールスを2倍しようとかそーいうの大きなものを求めるのではなく、それぞれを1.2倍づつすれば、売上は2倍になるよという意味です。

じゃあどこを改善すれば良いのか?。その改善ポイントは小さな些細な部分だったりするわけです。いきなり売上を2倍にしろといわれても難しいですが、細部の結果を1.2倍にするなら、頑張れると思いませんか?

まとめ:壁紙に貼って意識し続ける

人間は忘れる生き物です。こういった心得は紙に書き目に見える場所に貼っておくべきです。

例えば私は目の前のことに集中しだすと心の余裕がなくなりがちです。寝食を忘れて没頭してしまう癖があります。

これは短期的には集中して良いのですが長期的には支障をきたします。自分の心の中では分かっているのにやってしまうのです。

だから私は「長期的に自分をコントロールできない奴は、敗者」。といった言葉を、目の前の紙に書いていつでも見えるようにはってあります。

負けず嫌いなところがあるので「敗者」と言われると、自分で自分がムカつくので、意地でもその行為をしようとします。こうやって自分で自分をコントロールしています。

これは私の例をあげましたが、誰しもが心に思う大切なことって1つや2つはあると思います。正解なんてありません。

自分でこうした方が良いと分かっているのであればどんどん紙にかいて、自分に言い聞かせるのも大事だと思います。そうやって自分を成長させることもリーダーにとっての重要なことですね。

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