1. TOP
  2. IT・マーケティング
  3. お金で買えないプロダクトローンチの9つのメリット

お金で買えないプロダクトローンチの9つのメリット

今日のテーマはお金で買えないプロダクトローンチのメリットです。

プロダクトローンチといえば「いくら売った、これだけ稼いだ、儲かった」というお金の部分だけ取り上げられがちだと思います。

もちろんそういう一面だけを見て、みんながプロダクトローンチをやってみたい!と思えるらいいのでしょうが、そんな金ばっかり追い求めてもねえ。稼げるなら何でもやるわけではないじゃないですか。(笑)

確かにお金が稼げることはいいですが、みんなが金金星人(かねかねせいじん)という訳でもありませんし、どうせならお金以外の見返りがあってもいいじゃないですか。ということで今日のテーマの「お金では買えないプロダクトローンチのメリット」です。

プロダクトローンチはメリットは売上だけではありません。「お金では買えない、プライスレスなものがたくさん手に入ります。」

余談になるかもしれませんが、私がはじめてリーダーとしてプロダクトローンチを実践したときの話を最後の部分でしています。気分がむいいたら、ぜひ見て見てください。

この記事を書いている人
日向桔平
●海外在中のWEBマーケッター
大学時卒業後に、WEBマーケティング会社に入社。プロジェクトリーダーとして累計数十億円以上売り上げるローンチを経験を積み独立。現在は海外に移住して日本の中小起業のWEB周りのアドバイスをしている。思春期に読んだアリストテレスの二コマコス倫理学が人生のバイブル。>> 詳しいプロフィールはこちらから

1.一生のビジネススキル

まずはビジネススキルというメリットです。

プロダクトローンチを学び実践するだけで、見込客という資産、売上というキャッシュ、そして「自己成長」という何ににも変えられない大きなものを得れれます。

その自己成長で得られる最たるものが「ビジネススキル」です。

プロダクトローンチは、「集客、教育、販売、運営」という4ステップで行われます。この4つのステップ実現するには「企画、計画、実行、管理」という工程行う必要があります。その過程のなかで、ビジネスで必要になるすべての要素を学ぶことができます。

プロジェクトのコンセプトを練り、シナリオを作り、現実的な目標を設定し、適切なキャスティングをし、具体的なスケジュールを計画し、断れないオファーを考え、コピーの力を使い、それを言語化し、文字や映像や音声を駆使して、数々の媒体で拡散し、見込み客にアプローチする…これらの全てを1つづつこなしていくと、結果的に「ビジネスをゼロから立ち上げ、結果を残し、継続させ、更に爆発させる」ためのスキルが自然に身についていくのです。

プロダクトローンチを行った後、格段に自分のビジネススキルの向上しているのが分かるはずです。それは自分自身だけでなく、社内メンバー、プロジェクトメンバーも同じです。

2.数千万円〜億を稼ぐ経験+@

プロダクトローンチで数千万〜数億円の売上「も」可能です。

プロダクトローンチを使えば、数千万〜数億円の売上の経験をすることが出来ます。見込み客がいない状況から、3週間くらいでそのくらいの数字を売り上げる訳です。この経験はビジネス初心者に関わらず、どんなビジネスユーザーにとっても、もの凄い経験になるはずです。「億」なんて本当に稼げるんだ、というある種の衝撃と自信が生まれます。

そしてこのような大金を稼ぐ経験を積んでいくと、更なる+@のスキルが身につきます。

それが「売上をコントロールする力」です。

残業を使って、いつも1,000円稼ぐところを、今日は2,000円稼いでみようと頑張るのは誰でもできると思います。同じようにプロダクトローンチの売上を1,000万円から3,000万円に伸ばすことはそんな難しいことではありません。いや、正確には難しいことなのですが、コントロールするできるようになるのです。

実際のところ、プロダクトローンチの現場では、売上2千万円〜1億5千万円の規模感であればタスク的にやることには大差はありません。同じような工程でプロジェクトを進めます。売上2億円を目指すのであれば少し違った戦術を用いる必要があります。そこからさらに、売上3億円や5億円という数字を目指すのであれば、1つ1つの戦術をトップレベルで行う必要があります。

その準備、コスト、リソース、かなりの時間と労力を要するでしょう。そういった意味では、売上をあえて下げるという力も必要です。売上が大きければ大きいほど、その分反動も大きいからです。

反動というのは、ローンチ中のサポートだったり、購入後のフォローだったり、ローンチ後のタスク整理だったりと色々とです。ローンチの規模が大きくなればなるほど工程は同じでもタスクは増えます。

マーケッターとしてはできる限り売りたい、できるだけ販売したいという思いを持つ方がほとんどでしょう。しかし売上はコントロールするべきであり、コントロールできるものです。

例えば、販売本数を制限すれば売上はコントロールできます。商品価格を低くすれば、より多くの顧客に届けつつ、売上をコントロールできます。時には長期的な視点をもち、売上を下げるという判断も必要になるときがあります。

売り上げコントロールできるのが本物のマーケッターです。

売上をコントロールする力というのは中々身につけることはできません。プロダクトローンチを行うことで売上をコントロールするスキルを格段に早く身につけることができます。

3.業界でのポジショニング&ブランディング

プロダクトローンチの成功は一気に業界のリーダーポジションを確立することになります。

・プロと言われる「専門家ポジション」
・信頼という名の「ブランド価値」

この両方手に入れることができます。

例えプロダクトローンチでの売上が芳しくない数字だったとしても、あなたの活動するマーケットの見込み客に多大な影響力を与えます。ちょっとしたネット有名人です。今は怖いことにテレビよりネットの方が見られる時代です。ひょっとしたらテレビの芸能人より、ネット有名人の方がもてはやされる時代なのかも分かりません。

誰も素人の話は聞きたくありません。しかしプロの話であれば身を乗り出してでも、お金を払ってでも、あなたの話を聞きたいと思うはずです。

プロダクトローンチを行えば、その「プロ」として認知されることになるわけです。

そしてもう1つの効果、それはブランディングです。

あなたがこれが良いといえば見込み客はそれを信じます。あなたが新商品をリリースすれば、顧客はそれを購入します。顧客はあなたについてきたいと思い、あなたを信じていること自体が誇らしい。そういった状況をつくりだすのがブランディングです。

プロダクトローンチは見込み客にこのようなブランド価値をもたらします。ブランドとはユーザーにとって「信頼」を意味します。

>売り続けるためのブランディング11の戦略(次期公開)–>

プロダクトローンチを行うことで得られるのは、見込客や売上という側面だけではなく、あなたというブランドを業界内に確立することです。

4.あなたが「求める」見込み客リスト

プロダクトローンチをやるのであれば、規模がどうであれ見込客を集めることになります。私が実際に行ったプロダクトローンチでは最小1,000リスト。最大2万リストを集めています。

ここでは「リスト = 顧客情報」の獲得だと捉えてください。今の時代はメールアドレスを集めるのが一般的ですが、LINEやFacebookの情報を集めるというローンチもあります。

>リストが命の理由。見込み客リストを集め続ける7つの手法(次期公開)–>

ここで1つ覚えておきたいのは、大量の見込み客を集めることが目的ではないことです。ただ大量の見込み客を集めるのではなく、「あなたが求める大量の見込み客」を集めて欲しいんです。

大量の広告を出すことで露出は増えます。その分認知を増やすしたり影響力が大きいといったメリットの側面がありますが、そのデメリットとなる反動も大きいものです。それはターゲットではない見込み客が集まりやすくなることです。

大量の見込み客を集めることと、プロダクトローンチの成功はイコール関係ではありません。ターゲットではない見込み客を集めても、あなたの商品はその人達のためにつくられてもいないし、セールスしても購入確率は下がります。

プロダクトローンチの開発者であるジェフ・ウォーカーは、たった19リストからプロダクトローンチをはじめました。大量の見込み客を集めなくても、プロダクトローンチは出来るます。つまり、どんな人でもプロダクトローンチは実践可能です。

あなたが「求める」見込み客リストを集めれば大丈夫です。

5.見込み客が抱える大量の悩みの吸い上げ

プロダクトローンチのメリットに、見込み客との双方向のコミニケーションがとれることが挙げられます。ここにプロダクトローンチの素晴らしさがあります。

見込み客を集めることをしたら、1日に1回は見込み客に連絡することになると思います。その過程で見込み客からレスポンス(返信)をもらうことができます。

多くのプロダクトローンチ実践者は、動画を使って見込み客の悩みを解決させる情報(価値)を提供して、その感想をもらうことをしたり、感想をくれた方にプレゼントとなる特典を渡しています。font color=”#000000″ style=” background-color:#ffff00″>。この過程において得られるのは見込み客の大量な「悩み」や「ニーズ」です。

例えば1万人の見込み客を集め、その見込み客がコメントをしたり、感想をくれたり、意見を述べてくれたり、フィードバックをしてくれることを考えてみてください。大量の見込み客の悩みやニーズを得ることができるのです。

この価値は計り知れません。リサーチ会社がお金をとってやっていることを、プロダクトローンチではそのまま実現することが出来るのです。

例えばこの図はインターネットでのリサーチ会社の見積もりです。

世の中にはリサーチ会社がたくさんあります。インテージやマクロミルといった上場会社だってあるくらいです。なぜリサーチ会社に需要があるのかは簡単ですよ。

見込み客の悩みやニーズを知ることは「お金になるから」です。そのためあらゆる企業がリサーチにお金をつぎ込むのです。プロダクトローンチでは、こういった悩みやニーズを直接見込み客から聞くことができます。それも自分達のターゲットとしている見込み客からです。

集めた見込み客に対して、ドンドン悩みを聞いたり、相談に乗りましょう。それだけでもプロダクトローンチをやる価値があります。

6.ハイパーレスポンスとなる顧客獲得

ハイパーレスポンスは、あなたのことを心の底から信頼し、あなたが販売するプロダクト(商品・サービス)を喜んで購入するユーザーことです。つまり熱狂なファンのことです。

ビジネスでは顧客ロイヤリティを高め、以下のように見込み客を成長させて、ハイパーレスポンスにしていく必要があります。


「見込み客 → 購入者 → リピーター → ハイパーレスポンス」

このようなハイパーレスポンスの数が、あなたの会社にとっての価値でもあるのです。

リッツカールトンやハイアットといった5ッ星ホテルのハイパーレスポンスは、かなりの好待遇をホテルから受けます。なぜなら、彼らはハイパーレスポンスだからです。

彼らには、専用の部屋、専用の御用聞きが与えらます。ホテルに帰ってくれば「おかえりなさい」と言われ、部屋には専用のカスタマイズが施されます。

彼らに他のホテルに泊まるという選択肢はありません。熱狂的なファンだからです。

プロダクトローンチでは、このようなハイパーレスポンスになるような見込み客をたくさん集めることを可能にします。悩みを吸い上げ、ニーズをくみ取り、価値を提供することで、あなたのファンになってもらいやすい状態をつくり上げることが可能です。

7.セカンドサイクルのローンチが容易に

セカンドサイクルのプロダクトローンチとは?

最初のプロダクトローンチを仕掛けることにより見込み客が3,000人集まったとしましょう。そこに高額の30万円の商品を販売したところ100人の購入者が集まったとします。

ここで、2,900人は購入しなかった訳です。しかしこの2,900人は大きな見込み客であることは間違いありません。

・あなたのプロダクト(商品・サービス)を購入する予算がなかったかもしれない。
・時間がなかったのかもしれない。
・タイミングが合わなかっただけかもしれない。
・たまたま旅行に出かけていたのかもしれない。
・販売時期を知らなかっただけかもしれない。

だからこそ、セカンドローンチが可能になります。

この2,900人+ 新規ローンチを合わせます。

この新規のローンチでも見込み客も3,000人集まったとしましょう。すると、2,900人+新規ローンチ(3,000人)。合計5,900人のローンチになります。これがセカンドローンチ、2回目のローンチです。

このようなサイクルを3回、4回と繰り返すと・・・・もう分かりますよね。

プロダクトローンチは大量の見込み客を集めることになりますが、そ全員があなたのプロダクト(商品・サービス)を購入するわけではありません。その理由は上述したように、様々な理由があるでしょう。

しかしこの見込み客に対して、再度プロダクトローンチの紹介をしてもらうことは十分に可能です。つまり、どんどん見込み客の数を増やし、あなたのプロダクトローンチの規模を大きくすることが可能なのです。

これを別名、ビジネスといいます。

プロダクトローンチは「最短のビジネスを構築術」という視点を忘れてはいけません。

8.根源的欲求を満たすコミュニティの保持

コミュニティとは同じ価値観をもつ顧客の集まりです。色々なプロダクトローンチがありますが、コミュニティを作りやすいプロダクト(商品・サービス)というものがあります。

例えばこのようなものです。

・商品:コンサルタント養成講座  → コミュニティ:コンサルタントで成功したい人達
・商品:経営者向けの集客ノウハウ → コミュニティ:集客したい経営者グループ
・商品:ホームページ構築術    → コミュニティ:ホームページを持ちたい人達

このような「何かを実現したい」という顧客同士をグループ化することで、コミュニティがつくりやすいです。これらの共通点は「自己実現」を目指すプロダクト(商品・サービス)だといういことです。

コミュニティは、本質的な人間の欲を満たします。

人は根源的に何かのコミュニティに属したい欲があります。そして、そこで誰かとつながっていたいと思っています。マズローの欲求段階説でいうなら親和欲求というカテゴリーです。

考えてほしいのですが、小学生、中学生、高校生、大学生、社会人..そうやって生きてはずです。それぞれの場所で、部活動や、クラスの仲良しメンバー、習い事や、飲み会仲間これら全てがコミュニティであり、価値観の集まりです。

・同じような価値観をもっている人
・同じ目標にむかって頑張っている人
・同じような過去をもっている人

人はこのような「同じ何かを持つ人達」とつながっていたいという欲を常に持っています。顧客も同じです。そういったコミュニティの場を設けることで、それがCRM(カスタマーリレーションシップ)に繫がります。

・よりあなたの価値観を広げやすくなるので、ブランドを作りやすくなる
・ブランドを作ることで、継続して商品を購入してくれやすくなる
・メンバー同士で互いに刺激を与えあうことで、成長促進しやすい

このようなメリットがあります。プロダクトローンチのメリットは、こういったコミュニティを作りやすいところもあるでしょう。

9.人望

最後の1つ。その辺のネット情報を見渡した限りですが、これは誰も教えてないし、語らないことなので、私が声を大にして言います。プロダクトローンチで得られる最も大きな恩恵は、

「人望」です。

リーダーとしてローンチを実践していくと数々の壁がでてきます。その壁は自分だけでは解決できないことばかりです。結局自分1人だと何もできないことに気づくのです。自分のスキルのなさ、魅力のなさ、器量の小ささを思い知らされることになります。

これは譲れないので言わせてもらいますが、世の中でプロダクトローンチを成功させて、「全て俺のおかげだ」という人がいたら信じなくていいです。

売上規模が大きいほど、ローンチ規模が大きいほど周りの力というのを必要とします。

例えばコピーライターの話ですが、「コピーライティングの力さえあれば生きていける」と書かれた販売ページをよく目にします。しかし実際はほとんどの人はコピーだけで食べていけないと思います。

なぜなら、コピーライターが花が咲く場所は、クライアントがいる場所だからです。

世界一のコピーライターと言われた「ゲーリー・ハルバート」はこのよう言葉を残しています。

「下手なコピーライターが書いたコピーで、強いオファー(商品)を売る事はできるが、最高のコピーライターが書いたコピーで弱いオファー(商品)は売る事はできない。」

この言葉の意味は、クライアントの商品が悪ければ、いくら良いコピーを書いても成功しないことを意味します。つまりコピーライターとして花を咲かせるには、良いクライアントを獲得しなければいけないのです。

同じように、プロダクトローンチも自分一人では成功は手に入れることはできません。コピー、デザイン、サポート、広告、販売、運営、動画などなど、様々なタスクが存在し、これらを自分1人で完璧にやれるわけがありません。

プロダクトローンチのリーダーは、チームメンバーに仕事をお願いし、外注スタッフに仕事を手伝ってもらい、時には交渉毎で前にも出ます。そこに必要なのは「人望」なのです。

自分に人望がなければ人はついてきませんし、仕事も引き受けてくれません。人望があるからプロジェクトは円滑に進み、あなたのためならやってあげてもいいわよと仕事を引き受けてくれたり、自分達のプロジェクトの仕事を優先してこなしてくれたりします。

誰も最初から人望なんて持ち合わせていません。自分で勝ち取るものです。

この人望はスキルがあるからとか、お金があるからとかではありません。どれだけそのプロジェクトにかけているか、どれだけ誠意をもって仕事に取り組んでいるか、どれだけチームメンバーのことを考えいているかといった、態度から生まれます。

この人望は、一生モノの財産です。

10.編集後期:はじめてのプロジェクトマネージャー

ふと、私がはじめてプロジェクトリーダーになってローンチをした過去を思い出しました。私がとあるWEBマーケティング会社に入社してから、確か4ヶ月くらいだったと思います。はじめててプロダクトローンチのリーダーを任せられたんですね。

「やって。よろしく。」この二言でした。

「過去の事例見れば、分かるでしょ?」と言われ、リーダーを引き受けたのです。当時私は、新入りの身分なので当然断れないし、上司もいない状況でした。右も左も分からない状況です。

確かに社内でやってるプロダクトローンチの過去事例を見れば、見える範囲でやっていることは分かりますよ。でもそれはあくまでユーザー側からの見た視点でです。

「ランディングページがあって、登録したら、サンキューページがあって、その後メールが送られてきて、リンクをクリックしたら、ブログにとんで、そこに動画があって・・・・」

そんなことしか分からなかった訳です。

実際にプロダクトローンチが、「どういう手順で、何を決め、何をして、誰に仕事を振って、どういう風にプロジェクトを進めるのか」といった仕掛ける側からの視点なんて、私に分かるはずもありません。必死になってやり方を学びました。といってもマニュアルもないし、全て見よう見まねです。何とか自社案件の過去チャットを見せてもらうことだけはしてもらえました。

そのチャットを見て、過去案件のリーダーの言動をコピーしたのです。(ちなみにその時のリーダーは外部の人間だったので、社内にはもういません。)

過去のやり取りを全てさかのぼり、彼がお願いする言葉や、使っている言葉まで、全てメモをしました。コミニケーションを分単位の時系列に並べ替え、自分でも整理整頓し、エクセルシートに落とし込み、その全てをタスク化しました。

確かプロダクトローンチ4つ分の案件のやりとり、その全てメモしたと思います。もちろんその知識があっても経験値はありませんから。当然色々な人に手伝ってもらいました。

そもそも、誰に仕事をお願いすれば分からないので、人材を見つけることからはじまります。自腹を切って知人にも相談したし、予算が苦しかったので、交渉をして値下げのお願いもしました。もちろんミスもしました。そして怒られました。メンバーや外部の方にも迷惑をかけました。睡眠時間2~3時間という日が1ヶ月くらい続きました。

しかし今振り返ってみれば、あの時の必死さは、誰の目にも見てとれたと思います。事務所寝泊まり、三日に一回だけシャワーするために帰っていましたらね。その必死さがあったから、他の人が、僕の仕事を気持ちよく引き受けてくれて、納期にも間に合わせてくれて、質の良いものが提供できたのだと思います。(気持ちよく引き受けてくれたかは分かりませんが..)

こうやって書くと、プロダクトローンチが難しくて大変みたいに感じるかもしれませんけど。まあそれは、僕のスキルが低すぎたからというのもあると思いますが(タイピングもできませんでしたから)。

とにかくそうやって、私は人望の大切さを学んだという話しでした。ローンチが酷く辛いものではなく、素晴らしい成長のキッカケになったことを分かっておいてもらえればと嬉しいです。

\ SNSでシェアしよう! /

ローンチ島の注目記事を受け取ろう

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

ローンチ島の人気記事をお届けします。

  • 気に入ったらブックマーク! このエントリーをはてなブックマークに追加
  • フォローしよう!

関連記事

  • フロントエンド商品とバックエンド戦略のすべて|9割以上の起業家が誤解している真実

  • ローンチ?ランチ?launchの意味と読み方をビジネス視点で分かりやすく説明してみる。

  • 市場規模で見るマーケティングオートメーション流行の裏側

  • Webセミナーで売る方法|PM的12ステップを公開

  • MauticでLP(ランディングページ)を作成してPVを計測する方法

  • 失敗しないウェビナー(Webセミナー)を開催する7つの指標